投資信託とつみたてNISAってなにが違うの?
つみたてNISAってどういうメリットがあるの?
こんな悩みを解決できる記事になっています。
ぼくも実際につみたてNISAを運用して2年以上たちます。
順調に損益率がプラスになっており、2年間で30%を超えました。
投資をするにはある程度の勉強が必要です。
この記事で投資信託とつみたてNISAの違いを解説しますので、ちゃんと理解してから投資生活をスタートしましょう。
記事前半では投資信託とつみたてNISAの違いを、後半ではつみたてNISAのメリットを解説するので、じっくり読み込んでくださいね!
つみたてNISAとはなにか
まずはつみたてNISAの概要をサクッと解説します。
つみたてNISAとは少額からでも資産形成するための節税制度です。
これは2018年に金融庁が長期・積立・分散投資を支援するためにつくられました。
そして2024年からはNISAが新しく変わり、さらにパワーアップして投資を始めることが可能に!
とくに投資初心者におすすめしたい!
それがつみたてNISAなのです。
投資信託とつみたてNISAの違いとはなにか
投資でよく聞く投資信託ってつみたてNISAと違うの?
答えは違います。
投資信託というのは金融商品の一つで、つみたてNISAは非課税制度です。
つみたてNISAはNISA口座のなかで運用するもの。
それ以外は特定口座で運用しこちらは利益に課税されます。
簡単にいうと投資信託という商品を特定口座で運用するか、NISA口座で運用するかの違いです。
つみたてNISAを活用するメリット3つ
投資信託とつみたてNISAの違いがわかった!
でもなんでつみたてNISAをつかう理由があるの?
つみたてNISAを活用するメリットが主に3つあるので解説していきます。
NISAのメリット①無期限で投資の利益が非課税に
つみたてNISAを活用すれば普通に投資を始めるよりも得られる収益は多くなります。
その理由はつみたてNISAで投資信託すればその収益は非課税になるためです。
たとえば毎月3万円を利回り3%で20年間運用したとしましょう。
その場合の元金は720万円、運用益は約262万でここから約20%を税金として支払うことになりその額はおよそ53万円。
しかしつみたてNISAで運用すればその収益は非課税になるため53万円を払う必要がなく、利益がそのまま受け取れます。
このようにつみたてNISAで得た収益は非課税になるのが大きなメリットになります。
NISAのメリット②自動買い付けなので投資タイミングに迷わない
つみたてNISAは指定した金額分を自動的に買い付けしていきます。
たとえば毎月2万円を設定したら、決まった日に2万円分を自動的に買い付けします。
これなら投資初心者が迷うこともありませんし、仕事に忙しいサラリーマンでもほったらかしにできます。
あれこれ迷うことなく投資できるのがつみたてNISAのメリットです。
NISAのメリット③安定的に資産運用が可能な商品に限定されている
つみたてNISAで購入可能なものは、長期・積み立て・分散投資に適した商品のみがリストアップされています。
これは金融庁に届け出があったものしか商品としてラインナップされないためです。
以下の条件を満たして金融庁に申請のあった投資信託ですので投資初心者に適しています。
以上のことから購入できる商品が絞られているつみたてNISAから始めてみると良いでしょう。
一般の投資信託にできてつみたてNISAに不向きなことは?
つみたてNISAって投資初心者にぴったりな制度なんだね!
でも特定口座でしかできないこともあるの?
もちろんそういうこともありますので解説していきます。
つみたてNISAに不向き①多種多様な投資信託は購入できない
つみたてNISAで購入できる商品の種類は少ないです。
これは金融庁の基準を満たさないといけないため、かぎられた投資信託やETFの約200本となっています。
なので以下のような商品は対象外となっています。
選べる商品が限られているため、自由に投資を楽しみたい人には物足りなさを感じるかもしれません。
つみたてNISAに不向き②最大投資枠の制限内しか投資できない
つみたてNISAは一括投資したい場合は向いていません。
なぜかというとつみたてNISAの投資枠には制限があるからです。
それは毎月10万円まで、かつ年間120万円までとなっておりそれ以上は積立することはできません。
それ以上に投資したい場合は特定口座で投資信託を購入することとなります。
それでも毎月10万円つみたてるのはなかなかできないくらい多いよね
まとめ
投資信託とつみたてNISAの違いについてまとめます。
- 投資信託とつみたてNISAの違いは金融商品と金融口座の違い
- 特定口座とNISA口座で購入できる商品が違う
- つみたてNISAは非課税の反面、投資額や商品が制限される
つみたてNISAは国が推進しているお得な制度なので投資初心者はぜひ活用しましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。