このような悩みを解決できます。
僕が解説します!
・投資歴5年
・株式やつみたてNISA、FXで最高年収500万円
・12年間サラリーマンをやり、現在セミリタイアしてまったり資産運用中
さっそく投資初心者向けに解説していきますね。
インデックスファンドとは?
インデックスファンドとは投資の一種で市場全体の動きを表す指数に連動した成果を目指す投資信託の一つです。
投資家から集めた資金を用いて運用会社が投資を行い、そこで得られた利益が投資家に分配されます。
連動する指数には日経平均株価やTOPIX、NYダウやS&P500など一度は聞いたことあるようなものがあります。
そしてインデックスファンドの主な分類は下記のように大きく3つに分けられます。
資産別 | 地域別 | 国別 |
日本株式・外国株式 日本債券・外国債券 日本リート・外国リート | グローバル(全世界) アメリカ地域 ヨーロッパ地域 アジア・パシフィック地域 | 先進国 新興国 個別国 |
このように資産別に特化しているのか地域別に特化しているのか、あるいは複合されているのか等多種多様なインデックスファンドが存在します。
インデックスファンドのメリットとデメリットとは?
インデックスファンドのメリットとデメリットを教えて!
ここではインデックスファンドのメリットとデメリットを3つずつ紹介していきます。
メリット1|指数の値動きを目指すので、シンプルで分かりやすい
インデックスファンドは指数の動きと連動するシンプルな設計となっています。
指数は有名なものだと日経平均株価やTOPIX、NYダウなどでテレビやラジオで毎日報道されており、馴染みやすく投資をする上で身近に感じるでしょう。
だからこそ値動きも把握しやすく、初心者でも投資の成果が分かりやすいといえます。
メリット2|インデックスファンドを購入するだけで分散投資ができる
インデックスファンドを1本購入するだけでも市場全体に投資するのと同じ効果があり、広範囲に分散投資が可能となります。
これはインデックスファンドが指数に連動する設計なので、たくさんの銘柄を均等に購入するからです。
例えばS&P500は主にアメリカの株の動向を表す株価指数でアメリカ株式市場の時価総額の約80%を占めています。
上位の銘柄ですとアップルやマイクロソフト等の大企業の名前があるのですが、簡単にいうとS&P500を購入するだけで上記の企業に少しずつ投資ができちゃうのです。
市場全体に投資ができるので銘柄選びに迷うことがないため、インデックスファンドは初心者向けといえます。
メリット3|信託報酬など運用するコストが投資信託の中でも安い
インデックスファンドはほかの投資信託よりも運用コストは安く設定されています。
インデックスファンドの手数料は売買手数料と信託報酬に分けられ、取引時にかかる売買手数料は無料のものが多く(ノーロードといわれる)、保有コストである信託報酬は年率0.1~1%程度で中長期的に保有しても負担にはならないレベルとなっています。
反対に高いリターンが見込めるアクティブファンドは、売買手数料も信託報酬も高めに設定されています。
インデックスファンドは金融商品の中でコストという面で考えるとトップクラスに優れていると言えるでしょう。
デメリット1|元本割れのリスクはある
インデックスファンドに限った話ではありませんが運用商品には元本が保証されておらず、市場の状況によっては資産が減るリスクも頭に入れておきましょう。
インデックスファンドは他の投資に比べて安全性が高いといわれていますが、この世に絶対というものはありません。
例えば近年ではコロナ・ショックで株価が大幅に下落し日経平均株価は一時16,000円台まで落ちたことがありました。
その前年は株価が23,000円代でしたのでもし購入していたら大幅に元本割れです。
しかし2024年には38,000円台となったので一時的な暴落といえなくもないですが、未来のことは誰にもわからないのです。
資産運用を行ううえで元本割れのリスクがあることを理解し、長期的な視点で運用することを心がけましょう。
デメリット2|短期的なハイリターンは望めない
インデックスファンドは指数に連動した動きを目指す投資手法なので短期的なハイリターンを狙うことは難しい商品となっています。
なぜかというと市場は上昇や下降を繰り返しながら長い期間をかけ少しずつ上昇していくからです。
もし短期間でリターンを得たい場合は海外の株式やFXなどが挙げられます。
しかし短期でリターンを得るにはそれ相応のリスクをとることになるので慎重に検討し、練習を重ねないと大きな損失をだす事も考えられ、あまり初心者向けとは言えません。
インデックスファンドはコツコツと気長に成長を見守る投資であることを理解しておきましょう。
デメリット3|保有コストはかかる
インデックスファンドは保有しているだけで信託報酬として投資信託を管理と運用してもらうための手数料を支払う必要があります。
ただ別途支払うわけではなく信託財産から純資産額に対して決められたパーセントが毎日差し引かれています。
多くのインデックスファンドは信託報酬の手数料を1%以下に設定されていますが、なかには超えるものもありますのでなるべく信託報酬が低いファンドを選びましょう。
インデックスファンドの選ぶポイントを2つ紹介
インデックスファンドは種類が多くて迷うから選ぶポイントを教えてほしい!
主に2つのポイントを紹介します。
ポイント1|運用コストが低いものを選ぶ
インデックスファンドの手数料には以下の3つがあります。
- 購入手数料
- 信託報酬
- 売却手数料
ただし購入手数料と売却手数料はゼロとする(ノーロードといわれる)ファンドも多いのでそういったものを選ぶと運用益の目減りを抑えることができます。
信託報酬に関しては必ずかかってくるものなので、できるだけ手数料の安いファンドにしましょう。
例えばS&P500やオールカントリーなど代表的な指数でしたら0.2%以下のファンドがおすすめといえます。
購入するだけでなく保有コストの事も考えインデックスファンドを選びましょう。
ポイント2|有名なインデックスを選ぶ
インデックスファンドはよく聞く指数を選択し、内容の分かりやすいものを選びましょう。
なぜなら自分で投資をするわけですから、なにに投資しているのか理解してお金をだすのが投資の基本だからです。
例えば日経平均株価やTOPIX、NYダウ等は一度は耳にしたことがあると思います。
しかし世界には様々なインデックスファンドが存在し、なかにはどんな指数なのか分からないものもあったりします。
初心者の方は自分がよく知っていたり、ニュースでよく聞く身近な指数を選択しましょう。
インデックスファンドでやってはいけないこととは?
インデックスファンドを運用するのになにか気を付けたほうがいいことってあるの?
インデックスファンドでやってはいけないことは損益が気になり頻繁に基準価額をみたり売買を繰り返すことです。
なぜならインデックスファンドという金融商品は中長期投資を前提として商品設計がなされているからです。
運用初心者で運用を始めた頃は、日々の価格変動が気になってしまい頻繁に価格を見て上がれば安心ですが、下がったときは焦るなどして一喜一憂してしまうでしょう。
しかし、運用を行ううえで価格変動リスクがあることは必ず克服しなければならないのです。
頻繁に気持ちが揺れ動いたら継続することは難しくなり、中長期的な資産運用は出来ないでしょう。
経済が成長し続ける限り株価は上がっていきますし、それに伴いインデックスファンドの価格も上昇していきます。
ですから資産運用は長期で行うものだと心得て、日々の価格変動に一喜一憂しないことがインデックスファンドで失敗しないコツなのです。
インデックスファンドはNISAと相性抜群!
インデックスファンドは特につみたてNISAと相性抜群です。
なぜならインデックスファンドは中長期的な資産運用となるため、つみたてNISAのような中長期的な節税制度にぴったりだからです。
つみたてNISAで購入できるインデックスファンドは先ほど紹介したポイントを満たす商品に限定されるため迷うことなく投資を始めることができます。
下記のつみたてNISAについても記事もぜひ参考にしてください。
NISAを活用してインデックスファンドを運用してみましょう。